鳥羽の旅館で出される海の幸を、季節ごと、旬にあわせて紹介するサイト『鳥羽の旅館で海の幸』

●●●冬の季節●●●

【牡蠣】

三重県は全国有数のカキの生産県であり、鳥羽磯部は県内生産量の90%以上を占める牡蠣の
一大産地です。
三重県では健康被害を防止するため生食用のカキには殺菌海水による浄化を義務付けており、
日本一厳しい衛生管理体制を敷いています。
牡蠣には生食用と加熱用がありますが、その違いは浄化処理をしたかどうかということで、
鮮度の差ではありません。
生牡蠣をツルリと食べれば、口いっぱいに海の恵みが広がるのを感じることができます。

【ワカメ】

ワカメは褐藻に属する海藻で茶褐色をしていますが、熱を加えると鮮やかな緑色に変わり
食卓に彩りを添えます。
海女漁業で採取される天然ワカメもありますが現在は養殖ワカメが主流で、答志島では
塩蔵ワカメ、その他の地域では乾燥ワカメにして出荷されます。
鳥羽磯部では昔からワカメの根元の部分のメカブがよく食べられており、メカブには
ミネラル、ビタミンなどが多く含まれているため成人病予防にも効果があると言われてます。

【黒海苔】

黒海苔養殖は江戸時代の中頃、木の枝などを干潟に立て込んでそこに付着する海苔を育てて
収穫するようになったのが始まりです。
鳥羽磯部では黒海苔養殖は主に鳥羽離島地域で行われ、9〜10月に養殖網に海苔の胞子を
付着させる作業(種付)の後、秋芽網(10〜12月)と冷凍網(1〜3月)に分けて海に
張り込み、伸びてきた海苔を摘みます。
いずれも1〜2回目に摘み取った海苔が柔らかく、風味もあっておいしいです。

【青海苔】

青海苔は三重県ではアオサノリと呼ばれており、全国の生産量の6〜7割が三重県で作られ、
海苔の佃煮の主原料となります。
鳥羽磯部では内湾域での養殖が盛んで、緑の絨毯のように海岸線を覆い尽くす養殖風景は
冬の風物詩となっています。
味噌汁の中に入れると磯の香りが広がり、またカルシウムやビタミン、カロチン等を多く
含む健康食品でもあります。